我が家は、太陽光と蓄電池のローンを約400万円組みました。金利は0.975%と高くはないのですが、家計管理をしているなかで、やっぱり借金は早く返そう!ということで、太陽光ローンの一部繰り上げ返済をすることにしました。
実際に、太陽光ローンの繰り上げ返済をおこなった方法やメリットなど、実体験をお伝えしていきたいと思います。
太陽光ローン一部繰上げ返済で得した利息
新NISAで投資する予定だった100万円を、太陽光ローンの一部繰り上げ返済に充てました。そこで、実際にお得になった利息は約8万円。
当初支払う予定だった利息の総額は約15万円で、一部繰り上げ返済をすることによって利息総額は約7万円に減りました。
太陽光ローンの繰り上げ返済のメリット
太陽光ローンの繰り上げ返済をするメリットは、ローン残高の元金が減ることによって、その元金に対して支払う予定だった利息も無くなるため、トータルの返済額を減らすことができます。
我が家の太陽光ローンの内容
冒頭でもお伝えしたように、太陽光と蓄電池でローンを組みました。
その詳細な内容は以下のとおり。
・借入金額 410万円
・借入期間 10年6か月
・金利 0.975%
・月々の返済額 34,246円
・一部繰り上げ返済した金額 100万円
一部繰り上げ返済をしたタイミングは、ローン返済が始まって1年半後のことで、このときのローン残高は350万円でした。
太陽光ローンの繰り上げ返済の方法
太陽光ローンの繰り上げ返済(一部繰り上げ返済)の方法は以下の2つがあります。
・期間短縮型
・返済額軽減型
期間短縮型
毎月の返済額は変えず、返済期間を短くする返済方法。
たとえば、10年の返済期間を8年に短縮するといった方法です。
期間短縮型のメリット
同じ金額を同じタイミングで繰り上げ返済するのであれば、返済額軽減型よりも期間短縮型の方が利息総額の支払いが少なくすみます。
また、『元利均等返済』という一般的な返済方法の場合、返済額の利息部分の割合が、ローン返済が始まった初期が一番高く、年数が経過するにつれてだんだんと利息部分の割合が減っていきます。
そのため、ローン返済の初期に繰り上げ返済をすることは、利息部分の割合が多い時期をカットできるため、より利息軽減の効果が高くなります。
期間短縮型のデメリット
毎月の返済額は変わらないため、負担感は変わらないことです。
返済額軽減型
返済期間は変えず、毎月の返済額を減らす方法。
たとえば、毎月4万円の返済額を毎月3万円に減らす方法です。
返済額軽減型のメリット
毎月の支払金額を減らすことができるため、繰り上げ返済の効果を実感しやすいです。
返済額軽減型のデメリット
利息総額は期間短縮型の方が少なくなります。
繰り上げ返済をするタイミング
太陽光ローンはJAで組んだので、JAの支店へ足を運び、融資部門の方に相談させてもらいました。
やはり繰り上げ返済のタイミングは、より早い方がメリット大きいとのことだったので、期間短縮型で1か月でも早くと思い手続きをしました。
ところが、JA側のミスにより、予定していた日に繰り上げ返済ができておらず、1か月先延ばしになってしまいました。。。
1か月遅れることにより、約900円の損となりました。
やはり、繰り上げ返済のタイミングは、1か月でも早く、なるべく早くがお得だと実感した出来事でした。
太陽光ローンは住宅ローン控除の対象外
太陽光ローンを組んだ金融機関に確認したところ、太陽光ローンは住宅ローン控除対象外とのことでした。
もし太陽光ローンが住宅ローン控除の対象であるなら、繰り上げ返済するともったいないことになってしまいます。
でも、住宅ローン控除がつかえないのであれば、早く繰り上げ返済するに越したことはありません。
太陽光ローン一部繰り上げ返済感想
今回、太陽光ローンの一部繰り上げ返済をし、当初の予定よりも2年半早くローンが終わる予定になりました。
8万円の利息軽減は予想していたよりも大きく、少しだけですが肩の荷が軽くなった気がします。というよりも、早く全額返したい!という気持ちがさらに高まったのが本心です。
太陽光ローンの繰り上げ返済を考えている方は、ローンを組まれた金融機関で、いちど気軽に相談されるとよいかと思います。