シングルマザーでお付き合いをしている人は、お相手の方と再婚するべきかシングルを貫くべきかどうか本当に悩むと思います。現在、再婚して幸せに暮らしている私です(もちろん夫婦なんで色々と揉めることもあります)が、実は再婚願望はありませんでした。そんな元シングルマザーの私が再婚を決めたきっかけは、お相手の熱意でした。私が再婚をきめた1番のきっかけは、お相手の熱意。結婚願望がなかった私なので、お相手の勢いに押されていた感じもありました(笑)。「僕と結婚してください!」みたいにハッキリとしたプロポーズがあったわけではありませんが、猛プッシュのうえ、私も結婚を意識するようになり、お相手の方に「入籍の日は○月○日にしようと思ってる」と言われたのが最終的なきっかけです。
もちろん、おおらかで優しい性格の方で、子供もよくなついていたのが大きいです。主人の子供に対する接し方は、お付き合いしている段階で安心して見ていることができました。
身内からの心配もきっかけのひとつ
私の母や祖母は、母親一人で息子を育てている私のことをとても心配していました。母と祖母の心配ごとは少しちがっていました。母が心配していたのは、子供が男の子なので父親が必要だと思う、ということでした。また、祖母が心配していたのは、もし私がケガや病気をしたときに、経済的に、物理的に支えてくれる人が必要であることを心配していました。保険に入って備えていますが、痛いとこを突かれたなといった感じで返す言葉が見つからなかったです。
ちなみに、当の本人は、「再婚は絶対にしない!」と強気な発言を繰り返していました。
再婚を反対されるシングルマザーもあるかと思いますが、私の場合は「再婚してほしい」と身内が願っていたのも再婚のきっかけのひとつです。
職場の人も背中を押してくれていた
シングルマザーの再婚って、世間体としてはどうなのか。そんなことも考えないわけではありませんでした。でも、職場ではよく「まだまだ若いんだから次いくんだよ!」と口をそろえてマダム達が言ってくれていました。まだまだ若いといっても30代前半でした。
再婚を考えるきっかけに
やっぱり息子にお父さんがいて良かった、本当に今そう思います。公園で一緒にサッカーをしたり、肩車をしてくれたり、ときには叱ったり。息子が主人にあまえている姿をみると、再婚はまちがいじゃなかったなと思います。
それと、再婚してみてわかったのは、経済的な不安がなくなったことはとても大きいです。息子1人を養うには、私1人の稼ぎでもなんとかやっていけそうだったので、経済面の不安はそんなにありませんでした。でも、安心して暮らせるのはとてもありがたいことで、ふざけて息子にズボンを下ろされても泣きマネをするだけの主人(もちろん家のなかで)にはとても感謝しています。