たびーのブログ

子供2人育児中の母による節約・貯金などのブログです

シングルマザーの平均貯蓄額は?国の調査で明らかになった最新事実

f:id:snns1029:20180328134219j:plain

母子家庭の平均貯蓄額が、平成28年の厚生労働省の調査によって明らかになっています。国がおこなった『国民生活基礎調査』のデータですが、熊本県はデータに含まれていないようで、46都道府県の平均データです。

シングルマザーの平均貯蓄額

平成28年6月末日の時点で、母子家庭の平均貯蓄額は327万円。なんと300万円を超えるんですね!貯蓄ゼロ円からのスタートである私にとっては、ちょっと焦る数字。この平均額のなかには、これから貯めるぞ!という貯金ゼロ円のシングルマザーもいれば、1000万超えのスーパーシングルマザーも含まれます。

f:id:snns1029:20180328144341p:plain

母子家庭の平均貯蓄額を知って焦った私でありますが、『児童のいる世帯』を見てガク然。児童なので小学生がいる世帯すべての平均額ということですが、なんと680万円。我が子はまだ3歳。小学校までになんとかこの金額に追いつけるのかな?なんてムダな考えをめぐらせました。

ちなみに、『全世帯』には高齢者世帯も含まれます。貯蓄をたっぷりしているのは、高齢者世帯。高齢者世帯では、10人に1人が3000万円以上の貯蓄をされているようです。

f:id:snns1029:20180328142256p:plain

ここで、またまた考えてしまった。高齢者世帯と母子家庭がタッグを組めば、Win-Winなんじゃなかろうか(笑)。

 

平均貯蓄額の内訳

平均貯蓄額っていっても、ちょっと見てもらいたいのが下の表です。エクセルで自作してみました(笑)。母子家庭の平均貯蓄額は327万円だそうですが、じゃぁ母子家庭は300万円前後の貯金を持っている人が一番多いのか?というと、そうではないんですよね。

f:id:snns1029:20180328142427p:plain

まず、貯蓄額0円のシングルマザーが37.6%。全世帯に比べて2.5倍の多さとなり、胸が苦しい結果となりました。100万円未満が55.6%。実に、半数以上のシングルマザーが貯蓄額100万円未満なんです。

あ、でも、全世帯でも50万円も貯めておられないところは約5人に1人。こんなもんかぁ。正直ちょっと安心してしまった自分にアーンパーンチ。

 

母子家庭は苦しいという生活意識

シングルマザーの大半が貯金100万円未満ということが分かりました。実際に、シングルマザー自身が厳しいと感じていることが分かるデータもあります。

f:id:snns1029:20180328150224p:plain

これも平成28年に国が調査した46都道府県(熊本県除く)の母子家庭の『生活意識』の状況。“苦しい”と感じているシングルマザーの割合は56%。貯金が100万円未満のシングルマザーも、ほぼ同じくらいの割合でした。貯蓄額と生活意識に相関関係があるなら、貯蓄が100万円くらいあれば気持ちに余裕もうまれるといった具合ですね。

100万円あれば、大きな病気やケガなど不測のアクシデントによって働けなくなったとしても、半年くらいは生活できます。我が家なら。100万円という数字は、心に余裕をつくってくれるボーダーラインなのかもしれません。

 

お金を増やす方法は3つだけ

いざ貯金したいと思っても、お金を増やす方法は3つしかありません。1つは、収入を増やすこと。1つは、支出を減らすこと、つまり節約。そして最後は、お金に働いてもらうことです。

【お金を増やす方法】
1.収入を増やす
2.支出を減らす
3.お金に働いてもらう

 

収入を増やす 

収入を増そうと思えば、まず手っ取り早いのが転職です。母子家庭だと、攻めた転職活動は難しいかもしれません。独身のときのように、たくさんエントリーすることがまず難しい。条件が絞られますよね。子育てに理解のある職場でなければならないし、休日のこと、勤務時間のことなど縛りが多い。

だからこそ、常にアンテナを張っておきましょう。週に一度は(忘れるときもよくある)ハローワークの求人をチェックしています。求人は、まさにタイミングが命!転職活動は、“出会い”と心得たい。

 

支出を減らす(節約)

節約だなんて耳にタコ。シングルマザーであっても、そうじゃなくても、貯金したいと考えている人はすでにやっていることでしょう。節約なんて当たり前。シュッシュ、シュッシュと息子が景気よくティッシュのムダ使いをしてくれるのが気になるこの頃。手首の運動か!と思わずツッコんだ昨夜でございます。

そんな我が家ですが、やっぱり節約は基本のキ。もう、削れるところは削っているので、自分の“意識づけ”を強化しています。子供のおやつは、なるべく虫歯になりにくそうで、安いもの。おまけ付きは言語道断!私は外出先で飲料を一切買わないようにしています。これらの意識づけだけで、月に3~4千円支出を減らすことができました。携帯代やら保険料の見直しなんて、みなさんされていますよね?でも、保険の見直しは慎重に考えてください。

 

お金に働いてもらう

f:id:snns1029:20180328161250p:plain

お金に働いてもらう。株を思い浮かべた人もいるでしょう。旬なものなら仮想通貨なんてのもありますね。ある程度、まとまったお金が必要なんじゃ?と思われた方もあるかもしれませんが、貯金ゼロ円という方でもお金に働いてもらうことができます。

たとえば、私が好きな金融商品、個人年金保険。個人年金保険を活用すれば、受け取る際には自分が支払った(積み立てた)金額よりも多く受け取れ、なおかつ、所得税と住民税が毎年還付されます。貯金しながら節税。1つで2度おいしい。およそ年収500万円までの人なら、毎年4,800円くらいの税金が返ってきます。

節約で貯金を増やそう!ムダを削る得ワザ30選!

シングルマザーが6年間で貯金1000万円を貯めた節約方法とは

母子家庭は貯金できない?貯金ができるシングルマザーの特徴3つ

 

シングルマザーだからこそ計画的になれる

ひと様のふところが気になる。うちとは別の母子家庭はどれくらい貯金してるんやろ?ファミリーならいくら?負けたくない。そう思ってました。正直、今だってめちゃくちゃ気になります。でも、大事なのは、貯蓄額がいくらか、ではないんですよね。

我が家にはいくら必要か?これが本当に大切なんです。これを明確にすれば、貯金がいくらあっても不安、なんてことにはなりません。それから、いくら貯めればいいのか?という目標もハッキリします。

車好きの旦那、やたらと飲み歩く旦那、こんな浪費グセの旦那をかかえるより、母子家庭のほうが計画的に貯金できるんじゃないかと思ってます、経験上。子供のため、自分のために、一緒にがんばりましょう!

sin-mama.hateblo.jp

sin-mama.hateblo.jp