シングルマザーなな子のブログ | 調停離婚と母子家庭

平成28年11月、無職の旦那と調停離婚をし、息子1人のシングルマザーとなりました。調停離婚の手続きの方法やコツ、シングルマザーになってからの児童扶養手当など申請についてブログで詳しく紹介していきます。これから離婚や母子家庭について考えている人のお役に立てれば幸いです。

DVシェルターの場所はどこ?実際に体験したその実態

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DVシェルターってどんなところで、どんな場所にあるんだろう?ネットで調べてみても場所はさっぱりわからないし、規則が厳しいなんて書いてある。どんな風に生活するのかという実態がまったくつかめない。

 

そう思っている人の一人だった私自身、2歳にならない子供を連れてDVシェルターへ避難することになり、その実体験をそのまま書いていきたいと思います。

 

DVシェルターの場所ってどこ?

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DVシェルターの場所について。それは秘密です。場所は公開されていないし、入所した人にも口外しないよう言い渡されます。私が入所したところでは、とくに何か特別な誓約書とかは書きませんでしたが、「もちろん、親や親戚など、どんなに近しい人であっても言わないでね」と施設の方と口約束しました。

 

DVシェルターに入所する前は、シェルターは市に1ヶ所はあるものだと想像していました。しかも山奥に。でも、警察の方にシェルターまで車で送っていただいたとき、市外へと車が進み、「えぇ~!?高速のるの!?どこまで行くんだろ~?」と、夜の暗闇のなか、不安になりました。

 

DVシェルターの実態とは?

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DVシェルターの情報を集めようとネットでいろいろと検索しても、DVシェルターの本当の実態が把握できませんよね。規則が厳しい云々・・・洗脳されるとか怖そうなイメージまであったりします。でも、私の覚えているシェルター内での決まりは以下の通りです。

 

●タバコは吸えない

●外部との連絡はとれない(スマホは施設に預ける)

●ご飯は食堂でみんな一緒にとる

●入所者同士お金や物の貸し借りをしない(お金も施設に預けます)

●入所されている方と情報交換をしてはいけない

●子供がいる人は子供から離れてはならない

 

DVシェルターで過ごした私の感想

実際に私と子供がDVシェルターで過ごしたのは2泊3日でしたが、「なんて有り難い場所なんだろう」と思いながら過ごさせていただきました。数日間ですがパートナーから完全に遮断され、味わったことのない安心感がわいてきました。

 

布団も食事も用意され、毎日汗を流すこともできました。全てお金はかかりません。安心して当たり前の生活をさせていただけて、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

DVシェルターに耐えられない人もいる

でも、シェルターの施設の方がおっしゃるには、入所前の説明を受ける段階で、「やっぱり私、帰りたいです・・・」とおっしゃる方がたまにいるそう。世間と隔離されたシェルター内での生活イメージや雰囲気におされてしまうのでしょう。

sin-mama.hateblo.jp

 

DVシェルターは個室?相部屋?

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DVシェルターの実態についてより詳しく書いていきたいと思います。私がお世話になったDVシェルターは、シンプルな旅館のような感じでした。

 

私は幼い子供がいたため個室で、これは本当に助かりました。六畳ほどの畳の部屋にトイレとバスが別々で付いていて、エアコンやテレビも完備されていました。個室は3~4部屋ありました。

 

一人で非難してきた人や、小学生でも高学年の子供さんがいらっしゃるご家族は相部屋で、トイレやお風呂も共同でした。共同の場合は、お風呂は順番で入らないといけません。実際に相部屋だった方は、お風呂にゆっくり入れないし順番待ちなのが困るとおっしゃっていました。

 

DVシェルター内では情報交換禁止

最初に、施設での規則をご紹介したように、入所している人同士の情報交換は禁止となっています。 もちろん、名前もお互いに知れないようなシステムになっています。

 

DVシェルター内での名前の呼び方

部屋の入り口には『1号』のように号数がふってあります。それが自分の番号。施設の中では、職員の方から声をかけられるときも、苗字で呼ばれるのではなく「6号さん、今から面談行きましょうか」という感じで声をかけられます。

 

子供がいるお母さんだと、「○○ちゃんのお母さん」というように、子供の下の名前だけはオープンにして入所者同士で呼びあったりしました。

 

情報交換禁止といっても、プレイルームで一緒に過ごす時間もそこそこ長かったので、入所者同士でお話をする機会もありました。余談ですが、旦那のことについても少し会話しましたが、無職や職を転々としている旦那ばかりだったのが印象的です。

 

DVシェルターでの食事って?

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私が一番ショックを受けたのが、DVシェルター内での食事のこと。自分の部屋でお菓子やご飯を食べてはいけない決まりだったのです。食事は食堂でのみ可。

 

シェルターまで送ってくださった警察の方もそれを知らなかったようで、「シェルターは冷食みたいなのばっかりだと思うので、コンビニでも寄って何か子供さんの食べるものでも買って行きますか?」と。

 

シェルターまでの道のりにあったコンビで、私はパウチの肉じゃがや子供のお菓子やパンなどを買いだめしました。しかし、施設に着くなり通帳や印鑑、スマホなどと共に没収となってしまったのです。

 

2歳前の子供にとって自由に間食ができないのは辛かったですが、幸運なことに施設の方がとても優しく子供に理解のある方で、実はちょっと融通をきかせていただいたこともありました^^

 

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施設で用意してくださるお茶だけは、各自の部屋で飲むことができました。廊下にテーブルがあり、そこに自分の部屋番号が記載されているコップが置かれていて、そのコップにポットの麦茶を入れ、自分の部屋へ持ち込んで飲みました。

 

食事内容は、栄養バランスが考えられいて、冷凍食品ではなく手作りのものばかりでした。自分ではなかなか作れない多品目のおかずに毎回感動。あたたかくて美味しくて、本当に心にしみました。

 

食堂にはテーブルが4つあったのですが、私と息子に用意されていたテーブルは先に入所されているご家族と毎回一緒のテーブルで、毎回楽しく食事をさせていただきました。

 

DVシェルターでの服装って?

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シェルターに入るまで、シェルター内では決められたジャージとか作業着的なユニフォームがあると思っていました。でも、実際はそうじゃありませんでした。

 

子供のオムツ以外、私は荷物を用意することができなかったので、オムツ以外はすべて施設のものをお借りしました。上の写真の衣類は、実際に施設からいただいたものです。

 

私の下着やインナー、靴下は新品で、衛生的に使いまわしができないので持ってかえってください、とのことで持ち帰りました。子供の服は古着でしたが、全て持ち帰りがルールのようで、すべていただきました。

 

私が使用したロンTやパーカー、ズボンは洗濯して返却しましたが、新品のものだったり、パーカーは古着でしたがコムサだったり。衣服は全て寄付で成り立っているそうで、これもまた誰かの優しさだと思うと本当に有り難かったです。

 

DVシェルターでの子供の遊ぶ場所は?

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DVシェルターで一番私が心配していたのが、子供との過ごし方です。DVシェルターに入所すると、ずっと子供と二人っきりで個室に閉じこもっていなければならないのかと不安でいっぱいだったのですが、そんな心配は一切必要ありませんでした。

 

シェルター内のプレイルームの設備が意外とスゴイ!

シェルター内で一番スゴイ!!と感動したのが、プレイルーム(多目的ルーム)。田舎の児童館よりもすごいかもしれません。上の写真はイメージ画像ですが、本当にこんな雰囲気でした。室内は木をメインで作られたナチュラルな創り、床は体育館のような板張りで20畳くらいはありました。

 

プレイルームには、プラレールにシルバニアファミリー、ままごとセットにブロック・・・卓球台まで完備。視聴時間に制限はありますが、50インチほどのテレビでDVDをみたり録画してドラマやバラエティ番組もみていました。プレイルームは子供だけでなく、大人も息抜きができる場所でした。

 

ただし子供は、決まりにあるように大人と離れてはいけないので、プレイルームを利用する場合も親子一緒でなければなりません。小さいわが子も小学生のお姉ちゃんやお兄ちゃんたちに可愛がってもらい、プレイルームへ行くのを楽しみにしていました。

sin-mama.hateblo.jp

 

DVシェルターへの避難を考えているみなさんへ

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シェルターへの避難を希望をしたからといって必ずしも利用できるわけではありません。でも、そうも言ってられない方もいらっしゃるのも事実。私がお世話になったシェルターには、パートナーから暴力を受け、骨折し入所された方もいました。

 

もし、DVシェルターについて誤解し避難を迷っている方がいるなら、ちょっと勇気をふりしぼって行動に移してもらいたいと思います。決断してもらいたい

 

私が入所したのは県の施設で民間の施設ではなかったこと、入所していた他の人に恵まれていたことで、リラックスして避難生活を送ることができました。今現在は、毎日大変ですが新しい生活を手に入れることができ、本来の自分に戻れ、子供と笑顔のたえない生活を送っています。